リーバイスのGジャン

リーバイスの歴史

 

 

ゴールドラッシュに沸く西部にたどり着いたリーバイ・ストラウスは、サンフランシスコのベイエリアに雑貨店・生地商「リーバイ・ストラウス社」を1853年に設立します。そこで、幌や帆の材料であったキャンバス地によって、主に港湾労働者向けの作業用ズボンの製造と販売をしていました。

 

1870年、彼と取引上の関係があった服職人ジェイコブ・デイヴィスが、リーバイス社から仕入れたキャンバス地のズボンにリベット補強を施したズボンを制作します。このズボンを作るきっかけとなったのは、もっと丈夫な作業ズボンが欲しいという依頼があったからですが、結果としてこれが現在のジーンズの原型となるのです。

 

そのズボンのタフさが金鉱夫の間で評判になり、飛ぶように売れるようになりました。これがリーバイスの始まりです。その後リーヴァイ・ストラウス、ジェイコブ・デイヴィスと共に「金属リベットによる衣服の補強方法に関する特許」を取得します。

 

1880年代 素材をキャンバス地からデニムに変更し、現存する最古のジーンズが生産されます。この頃から、宣伝にXX(エクストラ・エクシード)デニムという呼称が使われるようになります。

 

1890年、ロット・ナンバーが導入され、ウェステッド・オーヴァーオールに「501」の番号が与えられます。リーバイスはジーンズのブランドの中で最も早く誕生したブランドです。そしていつの時代もデニムウエアシーンを牽引してきました。そのなかでも「501」は今でもジーンズの原点であり頂点でもあると言う人が多いビッグネームです。